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ミネイロンの悲劇
W杯2014準決勝、通称ミネイロンスタジアムにて、開催国ブラジルが1-7でドイツに敗れました。
サッカー王国ブラジルのプライドを木端微塵に打ち砕く悲劇的な敗戦でした。今後「ミネイロンの悲劇」として語り継がれていくと思います。
優勝を期待するブラジルサポーターの目の前で、なす術なく前半だけで0-5と大差をつけられ、スタンドは泣き叫ぶ者あり、暴れだす者あり、とまさにパニック状態だったと言います。
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現地で何が起こっていたのか?
有名な日本代表サポーターである村上アシシさんが、このミネイロンの悲劇を生観戦していたそうで、その時の様子をリアルにブログ(ヤフー個人)で語ってくれています。
すぐ横で殴り合いの喧嘩が始まったらしく、相当怖い思いをしたと思います。
しかし、暴力沙汰に発展したのはごく一部だったらしく警備員が割って入り、事なきを得たそう。
もし数万人が本気で狂って暴れだしたら、警備員なんて何の役にも立たない状況になっていたでしょうから、小規模で済んでよかった。
詳しくはこちらをどうぞ。↓
W杯準決勝ブラジル対ドイツ 「ミネイロンの惨劇」の現場で起きていた事件とは?(村上アシシ) – 個人 – Yahoo!ニュース
イメージと実際
TVやネットのニュースを見ているだけだと、生きて帰れるのか?!っていうぐらいのイメージですが、実際には、熱くなったサポーターがいる一方で、辛い気持ちを抑えて冷静に振る舞う紳士的なサポーターが大半だったそうです。
現場にいるとイメージとはまた違うものなんですね。
そんな現地の空気を感じたアシシさんのお言葉がこちら。
逆にシャトルバスの車内では、降りるバス停を間違えそうになったドイツ人をブラジル人が英語で話しかけて、下車する場所をアドバイスしていた。最後には「グッドラック!」とお互い声をかけ、次の試合の健闘を称え合っていた。あんな試合の後でも互いにリスペクトして交流するシーンに僕は胸を打たれた。暴力的なサポーターはごく一部であり、大半の観客は友好的な交流をのぞんでいるのだなと実感した。
本当の悲劇がおきなくてよかった。