CL準々決勝1st leg マンチェスターU対バイエルンを見ました。
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スタメン
マンチェスターU
3トップになってますが、バレンシアはほとんど守備に追われて完全に右MFだったし、ルーニーはほぼトップ下だったので、実質は、ウェルベックのワントップの4-4-1-1って感じでした。
バイエルン
ロッベンとリベリーはものすごい自由です。二人とも右サイドにいることもあれば、二人とも左サイドにいることもあり、何せ捕まえられません。
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前半
バイエルンが得意のパスワーク&前からのボール奪取力で7割以上ボールを支配しチャンスも多く作りはしましたが、決定的と言えるほどのシーンはほとんどありませんでした。
ヴィディッチがなぜかやる気満々で、リオも何があったのか素晴らしい集中力。デ・ヘアも素晴らしかった。
36分、守備に追われていたマンUがそれでも見せた強烈なカウンター。両チーム合わせて最もゴールに近づいたシーンと言えると思います。
しかし、ウェルベック、センスねぇ~。せっかくスピードあるんやから右からぶち抜けよ。
バイエルンにやりたい放題されながらもゴール前はしっかり守って、のど元にナイフを突きつけるような怖さも見せたマンチェスターU。45分終わって0-0なら焦るのはバイエルン、してやったりのマンUと言ったところか。
後半
後半、モイーズが勝負をかける。
頭からギグスに替えてバイエルンキラー香川を投入!
後半開始直後から打ち合いの激しい展開となり、12分、香川が左サイドからしかけてクロスをあげたことでコーナーキックをゲット。
そのコーナーキックからヴィディッチが頭でゴーーール!
さすがヴィディッチ、どフリーだったとは言え、戻りながらの難しいヘッドをよく決めた。マンUまさかの先制。
嫌な流れになってきたバイエルンだったが、ペップがすぐさま動く。
17分、FWミュラーに替えてマンジュキッチを投入。
これが効果覿面。
22分、右サイドからのクロスをマンジュキッチが下がりながら巧くヘッドで落とし、その落としたボールをシュバインシュタイガーがダイレクトで蹴り込んで同点。
モイーズも積極的な采配を見せる。
29分、左サイドバックのビュットナーに替えてヤングを投入。右サイドバックだったジョーンズが左サイドバックに回って、バレンシアが右サイドバック、ヤングが右ウィング(MF)という、右サイドえぐってクロス上げまくれ大作戦で追加点を狙う。
このモイーズお得意の作戦は、ボールを奪えば右サイドで張っているヤングにボールを渡して勝負させるという単純な作戦で、香川がやるべきことと言えば、ボールを持ったら素早く右サイドに展開して自分はゴール前へ走り込むだけ。当然ながら単純に放り込まれたクロスがチビっ子香川に合うなんてことはまずない。
そして、狭いスペースで動きながらボールを受けてさばくというような香川の良さは全く生きない。
そりゃ香川使わんわな。あの作戦じゃ香川を使う意味が無い。
しかしながら、そんなモイーズお得意のサイドえぐってクロス攻撃に恐れをなしたのか、バイエルンの攻撃もなかなか噛み合わず、シュバインシュタイガーの不運な2枚目イエローでの退場もあって、結局1ー1のまま試合終了。
マンUがホームで意地を見せたってところですね。さすがのバイエルンもオールド・トラフォードの雰囲気に飲まれたか。
2nd leg
バイエルンは困った事に、CBのハビ・マルティネスとMFのシュバインシュタイガーが2nd legに出られないんですね。
マンUにとっては大チャンスです。
まあしかし、おそらくマンUはミュンヘンでボコられると思います。
ペップなら2人ぐらいなんとかするでしょう。
ベスト4に駒を進めるのはバイエルンで間違いない。今年のマンUがバイエルンを破ってベスト4に名を連ねるなんて、ありえない。というかあってほしくない。頑張れバイエルン。
というわけで、また次回。さようなら。