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Jリーグ生誕20年
Jリーグも今年で20歳。
ここまで積み重ねた過去は、もう歴史という言葉に置き換えてもなんらおかしくないでしょう。
さて、これまでのJ20年歴史を振り返って、史上最高の外国人選手と言われて思い浮かぶのは誰でしょうか?
日本サッカー界にお金がじゃぶじゃぶ溢れかえっていたサッカーバブル全盛の頃は、もう欧州の一線でやるのは体力的にきついなと思っていたところへ、極東の島国でぬるい割には高給もらえるリーグが出来たらしいぞと聞きつけたワールドクラスの選手たちがJリーグでプレーしてました。
出来たてホヤホヤのプロリーグは、もちろん選手たちもプロかアマか分からんようなレベルだったでしょう。一線を退いたとは言え世界にその名を轟かす有名選手達は、圧倒的なテクニックでプロかアマか分からんレベルの選手達の度肝を抜いていました。
Jリーグ20周年 記憶に残る外国人選手
やがてJリーグが成熟するにつれ、日本人選手達のレベルは右肩上がり、しかしサッカーバブルが弾けて各クラブの経営体力は右肩下がり、引退前の小遣い稼ぎにもならないJリーグに晩年の大物選手は来なくなりました。
けど逆に、若くしてJリーグに来て大ブレイクするような選手もいましたね。エムボマ、フッキ、なんかはその典型です。
エムボマはパワーとテクニックを併せ持ったとんでもない選手でした。当時対戦した選手達は口をそろえて「あれは反則だ」と言っていたそうです。
無茶苦茶なゴール決めまくってます
フッキは超人ハルクを思わせる怪物的なフィジカルの持ち主でした。Jを卒業、というか退学というか、脱獄というか、なんせ欧州に渡ってからさらに活躍を続け、今ではブラジル代表として活躍しているのは言うまでもないですね。
(フッキのまとめ動画が見つからず。。)
エメルソンはスピード違反でイエローカード出したいぐらいでしたね。シュートも抜群に上手かった。ただ、ちょっと性格的に問題があったのか金に溺れちゃった印象。真面目にやっていればセレソンも夢ではなかったはず。
守るのイヤになりそう・・
そして、なんと言っても、僕の一押しはピッチの妖精ことストイコビッチです。
彼のボールタッチの柔らかさは超一流です。無駄な動きが一切ありません。全てのプレーを必要最小限の動き、必要最小限の力加減でやってのけるので、必死で体を投げ出して守る守備陣とのコントラストというか温度差というか、もう次元が違うとはこのことです。彼のボールコントロールは芸術の域です。
惚れ惚れします
ストイコビッチの素晴らしいところは、その技術だけでなく、Jリーグ初期から自身が引退するまで名古屋でプレーし、監督になってまた名古屋に帰ってきてくれたこと。日本への愛情を感じますよね。
伝説の監督ゴール
↑これは現役の世界最高の選手にやれと言ってもそう簡単にはできないでしょう。かなり遠くから飛んできたボールをダイレクトで蹴り返してますからね。しかもスーツに革靴。(笑)
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次の20年へ
この20年で日本サッカーは世界中が驚くほど進化しました。素晴らしいことです。
このところ、2ステージ制を巡ってごたごた続きですが、なんとか前向きに次の20年、さらに熱くてレベルの高いリーグを目指して頑張ってほしいところです。
まだまだ日本サッカーには伸びしろはあるはずです。みんなでこれからもJリーグを盛り上げていきましょう!
お偉いさん方もそこんとこ真剣によろしく頼みます。