スポンサーリンク
謝罪
セルビア代表の事をよく知らずに、勝って当然みたいなことをほざいてたことをまずは謝ります。ごめんなさい。。
特に屈強で隙のないDFラインは欧州トップクラスと比べても遜色ないような。。
中盤も繋ぐのが上手いし、全体的に足元のテクニックが素晴らしい。ユーゴスラビア代表のDNAはセルビア代表にもちゃんと受け継がれているんですね。
このチームがワールドカップ予選に敗退してるというのが信じられないし、ショック大です。改めてアジアとヨーロッパのレベルの差を痛感しました。
スポンサーリンク
お見事!1失点目
結果的に2-0で負けたわけですが、1点目は相手を誉めるべきゴールだと思います。人数は揃っていたので守備の形としては悪くありませんでした。バスタの深く鋭い切り返し、そこからのシュート性のパス、それをピタッと足元に止めたタニッチのトラップ技術。ある意味、失点するに値する見事な一連のプレーでした。
あえて言うなら香川がバスタの切り返しを先読みしてもう一歩二歩詰めて三方向からバスタを完全に囲んでいれば、ここで止められたかも知れません。
そのようなもうワンランク上の危機意識を持つことができればいいと思いますが、香川のポジションの選手にそこまで求めてしまうとチームとしての方向性が大きく変わるだろうから、判断の難しいところ。
まあ、現実的にはこのレベルの相手から少なくとも勝ち点1を拾う為には、そういう全員守備の意識が必要になってくるとは思う。
やっちまった細貝
やってはいけなかったのは 2点目です。
細貝のパスミスから相手ボールになり、これぞカウンターという高速カウンターから決められました。
映像で振り返ってみましょう。
場面はショートコーナーからフリーの細貝にボールを下げたところ。
どう見ても、すぐ目の前の絶好スペースに走りこんだ清武?にスルーパスを出すのが一番効果的なプレーだと思いますが、細貝にそこまで求めてはいけません。。
ここで細貝はダイレクトでボールを蹴ります。
左サイドでフリーで待つ遠藤を狙ったのか、ゴール前の混戦地帯にテキトーに放り込むつもりだったのか、それとも迷ったあげくだったのか、素人顔負けのキックミスして、モロに相手にパスしてしまいます。本田がキレるのもちょっと分かります。
このキックミスも充分やってはいけないレベルですが、このミスをした後の細貝のプレーに注目しましょう。
誰かがスグに青丸のポジションに詰めてボールホルダーにマークに行ければベストですが、この時、スグにチェックにいける選手はいませんでした。細貝もボールホルダーよりも自分のすぐ近くに居るパスの受け手を捕まえようと後ろに向けて走り出します。ここは妥当な判断かと思います。
が、このいきなり自分の足元にボールが飛んできてちょっとびっくりした相手選手がファーストタッチタッチをミスります。目の前にスペースがあるので前にトラップすればよかったのに左にボールが跳ねてしまいます。
そこで細貝はパスの受け手のマークを捨ててボールホルダーを押さえにいきます。この判断も、妥当と言えるでしょう。まずはボールを前に運ばせないのが最優先です。
問題はこの後です。
チェックに行ったはいいものの、この時点で、止めるべきは青矢印の方向ではなく赤矢印の方向であるのは誰でも分かると思います。ところが、次の瞬間、こうなります。
なんでそっち切るんだよ!広大なスペースをプレゼントしてんじゃねーよ!
「なにっ?」じゃねーよ!
この場面、奪うべきはボールではなく、時間なんです。
カウンターに対するファーストディフェンスはボールは取れなくてもいいんです。一本でも横パスを入れさせること、最短距離を進ませないことで1秒でも時間を稼ぐことです。その間にもちろん他の選手は全力帰陣です。
そんな判断もできないようでは、攻撃能力を大幅に削いでまで君を投入する意味はないよ、細貝君。
というわけで、細貝はもう諦めましょう。