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groupB チーム紹介
スペイン
2008年ユーロ、2010年W杯、2012年ユーロ、と史上初めての3連覇を成し遂げたスペイン。もし2014年W杯を獲れば4連覇という偉業を達成することになる。
これまでチームの中心を担ってきたシャビ・エルナンデス、シャビ・アロンソ、イニエスタ、シルバ、セスク、ブスケツらだけでも誰を使うべきか悩ましい上、バイエルンのチアゴ・アルカンタラやアトレティコのコケなどの新戦力がどんどん台頭してきており、デル・ボスケ監督も嬉しい悲鳴をあげていることだろう。
中盤だけでなくFWも、これまでの代表の常連であるトレス、ネグレド、ビジャに加え、アトレティコで絶対的な存在となったジエゴ・コスタ、とエース級が顔をそろえる。
中盤より前の戦力の充実ぶりは間違いなく世界ナンバーワンと言えるだろう。
4バックで考えると、上記の選手たちの中からたった6人を選ぶというのは、贅沢な悩みではあるものの失敗が許されないだけにデル・ボスケの手腕が問われる。
唯一の不安材料は、これまでDFライン最後尾からチームに渇を入れ続けたプジョルの不在(たぶん不在)。プジョルの気合注入無しでハードな1ヶ月を果たして最後まで戦い抜くことができるのか?巧いだけのチームでは決して頂点はつかめない。
それでも、ブラジルと並んで今大会もバリバリ優勝候補。
オランダ
格下との戦いと言える欧州予選では圧倒的な強さを見せたものの、2013年11月の親善試合で日本と引き分け、2014年2月にはフランスに2-0で敗れるなど、一時の勢いが無くなりつつあるオランダ。
ロッベン、ファンペルシーの二枚看板は他の国にとって大きな脅威だが、彼らの個人技だけに頼っているようでは世界のトップレベルと渡り合うことは難しい。
ファン・ハール監督が決して経験豊かとは言えない選手達をまとめ上げ、どれだけ強固な組織力を築くことができるか?が頂点にどこまで迫ることができるかの鍵を握っている。
恒例となった英紙のW杯出場国を動物に例えるやつでは、オランダはチーター(獲物を追い回す狩人のイメージがあるが、シマウマ以外を狩る姿は想像しにくいwww)という痛烈なブラックジョークをかまされていた。果たして世界中を見返すことができるか?
チリ
絶対的エースであるアレクシス・サンチェス(バルセロナ)、攻守の要と言えるビダル(ユベントス)がキープレーヤー。
前回大会もスペインと同組であったが、スイス、ホンジュラスから2勝したことでグループリーグを突破できたが、今大会はスペインと再び同組な上、オランダまで入ってくるとは何かの罰ゲームとしか思えない。
が、もしスロースターターのスペインから勝ち点をもぎ取ることができれば、奇跡のベスト16入りも?!
オーストラリア
ヒディングが指揮を採っていた06年をピークに低迷してきている印象のオーストラリア。
アジアでは苦労しながらも長身と身体の強さを生かしたロングボール攻撃でなんとか勝ち抜いたものの、2013年末のテストマッチでフランス、ブラジルに2試合連続0-6で大敗し、オジェック監督が更迭され、国内リーグで高い評価を受けていたポステコグルーにバトンタッチ。
新監督の元、得意の放り込みサッカーに別れを告げショートパス主体の洗練されたサッカーを目指すも、このグループの面子が相手では、そうは問屋が下ろさない。
06年からの生き残り組みであるケイヒル、ウィルシャー、二ールらが主力。
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予選突破確率
予選突破確率 | |
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85% |
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80% |
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25% |
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10% |
まあ、このグループはスペイン、オランダで決まりでしょう。
それにしても前回大会の決勝カードがグループリーグの一回戦で実現するという抽選結果には世界中が驚いたと思います。
予想
1位 オランダ
2位 スペイン
いつも通りオランダが予選で圧倒的な強さを見せて、いつも通りスペインが格下相手に取りこぼしたりなんかするという、ある意味ベタな予想。